外壁塗装とは、もちろん美観を保つためにするという目的もあります。
ですが、本来は建物を防水して寿命を延ばすことが目的なのをご存知ですか?
壁のひび割れや塗装の膜が劣化してくると、壁の内側に雨水が入り込み、下地の柱を腐らせてしまう、という事態になります。
この状況に至ってしまうと材木は湿気を含み、シロアリを呼ぶ可能性もあります。さらにいざ外壁塗装をしようと思った時に、塗装だけでは済まないこともあります。外壁塗装には、こうした雨漏りによる二次的被害の誘発を阻止する役目があります。
しかし、日常生活の中で壁の内側の状況など見れるはずもありません。
そこで外観を見れば誰でもチェックできる注意ポイントをお伝えします。
外壁にヒビが目立つ、まだカビがはえてる際は外壁の塗り替えのタイミングです!
また、外壁に手で触って白い粉がつく場合、それは表面塗膜(チョーキング)なので、塗り替えのタイミングです。
塗料には様々な種類の塗料があり、その1つ1つに特徴があります。『じゃあ何を基準に選べば良いか』となりますよね。
建物の状況や現状の悩み、今後の計画や経済性など多くの基準がありますが、家を長持ちさせるには「耐久性」が高い塗料を使うのが一番の近道です。下記の表をご覧下さい。
耐久性の目安 | 約10年〜 |
---|---|
特 徴 | 高耐久性でありながら、光と雨で汚れを分解する非常に優れた塗料。 |
デメリット | 光で汚れを分解するので光が当たらない所は汚れやすい。 |
耐久性の目安 | 8年〜13年 |
---|---|
特 徴 | 価格と機能のバランスが良い塗料。 カラーバリエーションも豊富。 |
デメリット | 次の塗替え時期までの十分な耐久性がなく、 建物を守り続けるのに不十分な場合もある。 |
耐久性の目安 | 約5年〜7年 |
---|---|
特 徴 | 一般的によく使われる塗料で価格と機能のバランスが良い塗料。 |
デメリット | 耐久性が劣るので長期的な外観保持には不向き。
|
耐久性の目安 | 約15年 |
---|---|
特 徴 | 耐久性を優先する方にオススメ。 長期間にわたり変退色、艶引けがなく、耐久性において最高レベル。 |
デメリット | コストが高めで塗料も硬いものが多く、ひび割れしやすいので注意が必要です。 |
耐久性の目安 | 10年〜15年 |
---|---|
特 徴 | 紫外線を90%以上カット 外壁の色合いを残しつつ、劣化を防ぐ塗料。 |
デメリット | クリアー塗装をする部分が激しく劣化していると、塗り直しても効果が発揮できない。 |
耐久性の目安 | 約3年〜5年 |
---|---|
特 徴 | 値段が安く、定期的に塗り替えを楽しみたい方向きの塗料。 |
デメリット | 耐久機能が有効な間は防水機能があるが、外壁を保護する塗料としては、オススメできない。 |
日本特殊塗料株式会社
関西ペイント株式会社
エスケー科研
佐賀県杵島郡白石町大字東郷3640